【住宅ローン控除の仕組み】

こんにちは。

ライフプランクリニックの佐藤です。


まだまだ寒い日が続きますが、
少しずつ日が長くなってきましたよね。

あたたかい春がやってくるまでもう少しの我慢ですね!

さて、今回は住宅ローン控除の仕組みについて
お話しさせていただきますね。

家は人生で一番大きな買い物とよく言われますが、
年末調整においても住宅ローン減税制度の
減税効果は非常に大きなものがあります。

控除される期間は10~5年と長いため、
制度を利用することで長期間還付が受けられます

しっかり還付を受けるためには
仕組みを理解しておくことが必要ですよね。

最近は一般住宅以外にも、
バリアフリー改修促進税制
省エネ改修促進税制などもあったり、

控除率、適用期間は
年によって変わりますので、
最新情報は財務省のホームページ
ご確認ください。

年末調整時に発生する還付金というのは、
毎月の給与支払い時に源泉徴収されている所得税のうち、
多く払いすぎたものが戻ってくるものというのはご存知ですね。

その中には生命保険料控除や地震保険料控除など、
年末調整をする際にはいくつか控除の項目があって、
これらの控除項目が所得控除であるのに対して、
住宅ローン控除は税額控除である点が大きく異なります。

住宅ローン控除は税額控除なので
直接税額が控除されます。

生命保険料控除などの所得控除は、
税額そのものが控除されるわけではありません。

つまり、減税効果としては

住宅ローン控除の方が大きくなります。

ただし、住宅を取得した初年度だけは確定申告が必要です。
年末調整では控除を受けることができません。

平成25年度に住宅を購入された方は
書類をそろえて忘れずに確定申告をしましょうね。

一度確定申告をすれば、
翌年からは税務署から送られてきた

「給与所得者の住宅借入金等特別控除申告書」

に必要事項を記入して、
住宅ローンの残高証明書を添付すれば
年末調整で控除を受けることができます。

この控除申告書は
対象期間分が一度に送られてきますので

翌年以降の分をなくさないように
大切に保管しておいてくださいね。

これから確定申告の時期がやってきます。

慌てて申告をすることのないように、
事前に準備をしておきませんか。

ご相談につきましては、
お気軽にライフプランクリニックへお問い合わせください。

ライフプランクリニック
ドクター 佐藤 慶太