【老後資金について】

こんにちは!
 
ゴルフシーズンが訪れたにも関わらず、五十肩がなかなか良くならない
ライフプランクリニックの阿部です。

春の陽気に誘われて、今月は温泉旅行とゴルフへ出かけ、プライベートでも
少々活動的になってきました。
やはり暖かくなってくるというのは心技体が活発になるのかもしれません。
 
さて、今回は老後資金について、平成25年度に生命保険文化センターが
おこなった意識調査を使って考えていきたいと思います。
 
 
【老後資金を使い始める年齢】
 
 みなさんにとって「老後」とは、いくつからのことを言いますか?
 
 人によって捉え方がさまざまです。
 
 例えば経済的な側面から見て、公的年金や退職金以外に準備した資金を
  生活費として使いはじめる年齢を老後生活の開始時期とした場合、
 何歳頃からと考えているのか(何歳頃からだったか)?
 
 意識調査によると、平均64.6歳となっています。
 
 分布をみると、

総数、4,043。59歳以下、2.3%。60歳、21.6%。61~64歳、2.8%。65歳、41.0%。66~69歳、1.8%。70歳、13.8%。71歳以上、2.9%。わからない、13.9%。平均、64.6歳。 
 
 
「65歳」が41.0%と最も多く、次いで「60歳」「70歳」の順となっています。
 
 
【老後の最低日常生活費】
 夫婦2人で老後生活を送る上で必要と考える最低日常生活費は、
 いくらだと思いますか?
 
 
意識調査によると、平均22.0万円となっています。
 
分布をみると
 
N:4,043(平均、22.0万円)。15万円未満、5.0%。15~20万円未満、14.1%。20~25万円未満、32.3%。25~30万円未満、15.8%。30~40万円未満、15.8%。40万円以上、1.7%。わからない、15.4%。
 
「20~25万円未満」が、32.3%と最も多くなっています。
 
 
【ゆとりある老後生活費】
 ご自身でゆとりある老後生活を送るための費用は
 どれくらいあれば安心だと思いますか?
 
同じく、意識調査によると、「最低日常生活費(22.0万円)」と
「ゆとりのための上乗せ額(13.4万円)」を合計した「ゆとりある老後生活費」は
平均で35.4万円となっています。
 

こちらも分布をみると、 

N:4,043(平均、35.4万円)。20万円未満、2.6%。20~25万円未満、7.6%。25~30万円未満、12.3%。30~35万円未満、22.5%。35~40万円未満、10.3%。40~45万円未満、11.7%。45~50万円未満、3.1%。50万円以上、14.5%。わからない、15.4%。

 
 「30~35万円未満」が 22.5%と最も多くなっています。

 
ゆとりのための上乗せ額にした使い途は、
 

複数回答。(N:3,422)旅行やレジャー、60.3%。。趣味や教養、50.1%。日常生活費の充実、49.4%。身内との付き合い、46.7%。耐久消費財の買い替え、23.7%。子供や孫への資金援助、19.8%。隣人や友人との付き合い、15.0%。とりあえず貯蓄。3.3%。その他、0.5%。わからない、0.5%。

 

 
「旅行やレジャー」がもっとも高く、以下「趣味や教養」
「日常生活費の充実」と続いています。
 
以上のデータから、私も老後といわれる年齢までいよいよカウントダウンが始まる
55歳となり、実体験に照らしてお客様のサポートができる気がします。

 
-老後はいつからスタートするか?
-ご自身はどのような老後生活を送りたいのか?
-どんな「ゆとりある使途」を考えているのか?
-「ゆとりある老後生活」を送るための資金はいくら必要か?
 
みなさんの老後生活は どのようにイメージできますか?
 
平成24年の簡易生命表によると、日本人の平均寿命は男性が79.94歳 、女性が86.41歳です。
 
私の仮説で 老後資金を使い始める年齢65歳とし、
男性の平均寿命80歳までの15年間の必要な生活資金がいくらかかるか試算してみました。

 
【老後資金はいくら必要か?】
 
  ゆとりある老後生活費     老後年数     必要生活資金
    35.4万円      ×    15年    =   6322万円
 
  65歳からの必要生活資金 6322万円が必要となります。
 
  その必要資金をどうやって準備するか?
 
    -国民年金
    -厚生年金
    -退職金
    -親からの相続財産
    -自助努力
 
 などが、準備手段として挙がってきます。
 
 自分が、どの手段で、どこまで準備していて、どれだけ不足しているのか?
 これからゆとりある生活に向けて、どうやって備えていくのか。
 老後のライフプランを一人で考えるのは、大変だと思っていませんか。
 
 
 そんな時は、気軽にライフプランクリニックにお問い合わせください。
 あなたのライフプランの作成をお手伝いし、その実行に向けて
 ナビゲートさせていただきます。
 
 
ライフプランクリニック
ファイナンシャルプランナー 
ドクター 阿部哲夫