エンディングノート

ライフプランクリニックの小山内です。

秋が深まり、めっきり日が短くなってきましたが、
皆さま如何お過ごしでしょうか?

先日、ようやく「終活準備ノート」(エンディングノート)の記入、
完成させました。エンディングノートという言葉はもう皆さま、
耳にされていらっしゃる事と思いますが、
実際に記入、完成された方はどの位いらっしゃるでしょうか?

書店では、エンディングノートコーナーに
数々ずらりと並んでいるのを見かけます。
インターネット検索するとPDFで無料ダウンロード印刷できるのもあります。
「あなたの思いを家族に伝える・幸せノート」などというのを
配布している命保険会社や行政機関もあります。

ノートの種類も色々ありますが、

● 自分の事 プロフィール
● 思いでを振り返ろう
● いま、気がかりなこと
● 病気や事故にあった時
● 重症になった時
● 延命措置と尊厳死について
● 介護が必要になった時
● 財産、お金に関して
● 家系図
● 友人関係
● 葬儀について
● お墓、納骨について
● プライベートな品の後始末
● 大切な人へのメッセージ

などが項目としてあります。

全て書くのが最適と思いますが実際、項目ごとに文字として書き上げるには時間も必要ですので、
少しづつ今書ける事からノートに残しておくと良いのではないでしょうか。

改めて、エンディングノートの定義とは...
人生の最終章を迎えるにあたり、
自分の思いや希望を家族など大切な人に伝えるためのノートです。

「家族には迷惑を掛けたくない」
「自分はひとりだから、もしもの時どうすれば...」

人生のエンディングに関しての悩みは人それぞれ、
家族の形の分だけ色々あります。

もしもの時に役立つノートは、ご高齢の方だけでなく、
若い方でもどなたでも年齢を問わず、すぐに気軽に書き始めることが
できるようにページ配置や構成にも配慮したのもが多いです。
ノートを記入した人は家族の絆が強まった、生きがいを再認識したなど好意的な反響が多数との事です。

残された家族が困らないように、「終活」の第一歩として、いざという時に備えてメッセージを残しておきましょう。
終活をする事によって自分をみつめ、今をよりよく生きるためにも!

それと、エンディングノートの所在は必ずご家族などに伝える事、
またノートの内容は必要に応じて更新される事をお勧めします。

是非、皆さまも人生の棚卸をして「自分らしさ」を十分に発揮し、
いつまでも「自分らしく」輝く人生をお過ごしください。

ライフプランクリニック 
ファイナンシャルプランナー
終活カウンセラー

小山内 道子